オフショア開発LAB

オフショア開発に関する情報を発信するブログです。

【もう失敗しないオフショア開発】相性の良い案件とは

オフショア開発に不安を抱いている方も多いのではないでしょうか?

システム開発は、国内で行っても失敗する可能性が十分あるため、海外の開発会社に依頼するオフショア開発では、不安が残るのは当然だと思います。

オフショア開発 を成功させるには、依頼する内容の相性も重要です。
今回は、オフショア開発で失敗しない案件についてまとめました。
オフショア開発を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

【もう失敗しないオフショア開発】相性の良い案件とは

オフショア開発が失敗する原因の一つは、コミュニケーションの齟齬が起きることです。
言葉の壁や、文化の壁があるため、依頼した仕様が正しく伝わらない場合があります。
最悪の場合、依頼したものと全く異なるものが納品され、結局国内の開発会社に再度依頼しないといけなくなることもありえます。

そのため、日本特有のUIを使ったシステムや完全オリジナルのシステムを作る場合は、コミュニケーションを密にとらないと失敗する可能性が高いです。

逆に、万国共通のシステムやUIであれば、まず失敗することなく開発できるでしょう。

具体的には、以下のような案件は失敗し辛いと思われます。

- 定番の開発間件
- ゲーム開発
- 既存システムのリプレイス
- 客観的なロジックに基づいた案件

定番の開発案件

定番の開発案件は、日本語、英語問わず多くの資料がインターネット上に残っているため、失敗し辛いと言えます。

例えば、以下のような案件は定番と言えるでしょう。

- 問合せフォーム、申し込みフォーム
- カスタマイズ案件、ワードプレスEC-Cubeなど
- 会員登録

問い合わせフォームや申し込みフォームの実装は、30年ほど前ほどから使われている技術であり、よほどのことがない限り失敗しないでしょう。

またWordPressEC-Cubeなどのシステムのカスタマイズは、オフショア開発向きです。
WordPressEC-Cubeなどのシステムは、すでに技術的に枯れてきており、オフショア開発会社側にも多くのノウハウが溜まっています。

会員登録システムも、全世界的に共通の仕組みとなっているため、失敗し辛いシステムの一つです。
ただし会員登録システムに関しては、「メーラーを立ち上げ空メールを送信させる」などの日本独自のUIもあるため注意が必要です。

ゲーム開発

ゲーム開発は、オフショア開発向きの案件です。
ゲーム開発は一見複雑に思えますが、近年、開発案件として増えてきており、オフショア開発会社側にもノウハウがたまりつつあります。

またゲームのロジックは、全世界共通なので、依頼内容が正しく伝わりやすいです。
「依頼した内容と全く異なるものが納品される」と行ったことは起こりにくいでしょう。

既存システムのリプレイス

既存のシステムを、別のプラットフォームに置き換えるプロジェクトは、失敗し辛いです。

たとえば、以下のようなプロジェクトがリプレイス案件と呼ばれます。

- iOSアプリをAndroidでもリリースしたい
- Javaで作られたシステムを、PHPで作り直したい
- Javaで作られたシステムを、別のフレームワークで作り直したい

仕様書や設計書と異なり、プログラミング言語は、全世界共通です。
そのためソースコードの方が、正確に仕様を伝えることができます。
リプレイス案件では、すでに動いているソースコードがあるため、開発チームとのすれ違いが起きにくいです。

客観的なロジックに基づいた案件

客観的なロジックに基づいた案件はオフショア開発に向いています。
データ分析やAIといった、数学を使った処理がメインになるシステムは、全世界で共通したロジックを用いてつくられています。
そのため、オフショア開発で開発しても、失敗し辛いです。

またデータ分析やAIといった最先端の案件は、日本国内で開発するより、オフショア開発で開発した方が良い結果が得られる可能性もあります。

たとえばオフショア開発の開発国として注目されているベトナムでは、国策としてIT技術者の育成に力を入れており、ディープラーニングなどの最先端技術を扱える技術者を確保しやすいです。

dehaにオフショア開発の相談をしてみませんか?

- コミュニケーションコストがかかる
- 依頼したものと全く異なるものが納品されるリスクがある

オフショア開発には上記のようなマイナス面もありますが、うまく活用できれば、日本の開発会社に依頼するのの半額〜7割程度のコストで、優秀なエンジニアを登用できます。

今回ご紹介したような案件であれば、失敗する確率も低くなりますので、ぜひオフショア開発を検討されてみてください。