オフショア開発LAB

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なぜ、オフショア開発はベトナムが注目されているか

オフショア開発は、様々な国で行われていますが、中でも特にベトナムでの開発が注目されています。

今回は、ベトナムでのオフショア開発が注目される理由について解説します。

オフショア開発を検討中の方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

なぜ、オフショア開発はベトナムが注目されているか

オフショア開発でベトナムが注目されている点は、大きく分けて3つあります。

- 登用できるエンジニアの質が高い
- 日本との相性が良い
- 人件費が安い

一つ一つみていきます。

エンジニアが優秀である

ベトナムは国策としてIT人材の輩出を掲げており、毎年、理系大学出身の優秀なエンジニアが輩出されています。

そのためベトナムのエンジニアは、他のオフショア開発の候補先と比べても、優秀です。

国をあげてICT教育を推進しているため、若いうちからプログラミングなどを学んでいる学生が多く、就職活動中の学生であっても、即戦力レベルの能力を持っていることがあります。

またベトナムでは、エンジニアの能力によって給与が明確に変わってきます。

そのため、多くの人材がエンジニアとしてのスキルアップに時間と労力をかけており、優秀なエンジニアが育ちやすい背景もあります。

優秀なだけでなく、いろんなタイプのエンジニアを登用できる

またベトナムでは、ICT教育の結果、AI開発などの最新技術を含めた多様なスキルをもったエンジニアが多数います。

AI開発、AndroidiOSアプリ開発、ReactやVue.jsといった高度なJavaScriptフレームワークを使ったフロントエンド開発など、日本国内では人材の確保が難しい領域を扱えるエンジニアを登用することが可能です。

日本と相性が良い

ベトナムはいくつかの面で、日本との相性が良いと言えます。

日本との時差が小さい

日本とベトナムの時差は、2時間です。

またベトナムでは、始業時間が早い企業が多いため、日本企業の業務時間と合わせやすいのもメリットの一つです。

例えば、ベトナム時間で8時半始業〜17時半終業の開発会社に依頼する場合、日本時間だと10時半〜19時半になるため、お互い業務時間内でコミュニケーションをとることが可能です。

地理的に遠い国でオフショア開発を行うと、ミーティングするのにも一苦労かかってしまうので、時差が小さいのは大きなメリットといえるでしょう。

日本より祝日が少ないので、稼働できる日が多い

ベトナムは、日本より祝日が少ないです。

たとえば2020年の日本の祝日は18日でしたが、ベトナムの年間の祝日は年間10日〜13日ほどです。

祝日が少ない分、稼働日が増えるため、日本で開発をするよりもスピード感を持って開発を進めることが可能です。

アクセスが良いため、出張などもしやすい

ベトナムは、物理的な距離が日本と近いです。

また東京、大阪、名古屋、福岡と日本の主要都市から直行便が飛んでおり、フライト時間も6時間程度なので、出張がしやすいです。

プロジェクト開始のキックオフ時や、現場視察に伺う場合など、アクセスが良いのはメリットになります。

人件費が抑えられる

上記のような多くのメリットがありながらも、ベトナムでの開発は、日本での開発より人件費を抑えることができます。

日本人のエンジニアを登用する場合、90万円〜/人月が相場ですが、ベトナムのエンジニアを採用する場合は、30万円〜/人月が相場になります。

前述したように、ベトナムのエンジニアは優秀なので、価格が下がったからといってクオリティが下がることを気にする必要はありません。

むしろ日本で登用するエンジニアより、優秀なエンジニアを登用できる可能性も多々あります。

ブリッジシステムエンジニアのような、オフショア開発特有のコストがかかることはありますが、それを含めても日本で開発する費用の半額〜7割程度で開発を行うことが可能です。

オフショア開発はベトナムがおすすめ

・国策でICT教育を推進しているため、優秀かつ多様なエンジニアがいる
・時差が小さかったり、稼働日が日本より多かったり、アクセスが良かったりと、日本との相性が良い
・人件費をかなり抑えることが可能

ベトナムでのオフショア開発は、上記のようなメリットがあるため、非常におすすめです。